まず初めに、
最近Twitterちゃんと動かし始めました。
2月です。早いですね。
あっという間。。
国産米を黒麹造りし、沖縄各島の黒糖を溶かし仕込み、
2021年最初の製造も例年通り順調です。
唯一、蔵内温度が例年よりも低かったせいか甕内の醪温度が理想ほど上がりきらず少し手のかかる環境でもございました。
その醪達もあっという間に発酵期間を終え、甕内で発酵を続ける醪の管理をしながら、発酵期間を終えた醪達から順に蒸留を迎えています。
例年通りの順調な製造、とは真逆に
全国的な緊急事態宣言下、飲食・お酒・焼酎を取り巻く環境は益々厳しかったであろう、耐えるスタート月でありました。
鹿児島県も独自の緊急事態宣言。
飲食店への時短要請を出し、対象エリアに奄美市も含まれたことで屋仁川の多くの飲食店は夜の営業を止めテイクアウト・お弁当に切り替えています。
こうなってくるとお酒・焼酎は非常に厳しい。1杯、2杯ではなく 0 でしかありません。
保障の内容や対象エリアに対しても思うところもありますが、嘆いたところで仕方ないので『耐えていかねば』、といったところでございます。
【蔵見学】について、
今月は蔵見学の受入はお断りすることにしました。
ご予約の方やツアー等もキャンセルとなり、現状そもそも来蔵者がほとんど居ない状態です。
また稀にメール・お電話で見学のお問合せ頂くこともありますが、
島内の飲食店、特に近隣の屋仁川の多くの飲食店が休業している中、蔵としても島内の状況を優先、感染が拡がらないことに協力していきたいと考えています。
再開に関しては全国・島内その時々の状況に応じ判断をしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
長くなってしまいましたが、
最後に1つご報告を。
造り製造は例年通り行い、出荷・販売は耐え忍びコロナが過ぎるのを待つのみ、
といった現状ですが、その間、新たな取り組みを始めることにしました。
以前からお付き合いのある【フィオーレ】のヒロさんから、ピザのテイクアウトを受け取りに伺ったタイミングでお声掛け頂き、
【米作り】
はじめます
【フィオーレ】は島のお野菜やそのソースなどを使った美味しいイタリアンのお店。
オーナーであるヒロさんは奄美では数少ない水田の残る
【秋名・幾里】集落で、持続的に米作りが出来るよう 【稲作保存会】として除草剤や農薬など使わず、自然な農法で米作りに取り組んでらっしゃいます。
僕らも一緒になって出来たらと今回お手伝いさせていただくことに。
製造の合間、少しづつ苗床造りや種植え、畔を塗ったりと楽しみながら活動しています。
今期はまだ難しい判断ですが、いずれ奄美産のお米を使い
米麹、焼酎を造りたいですね。
焼酎造りの観点から米造りへアプローチ、模索していくのも
面白そう。
麹米も黒糖も、貯蔵容器なんかもいつか全て
奄美産原料から酒造りできたら。
今回はその第一歩というわけです。
他にもいくつか新たな取り組みが計画、進行中です。
コチラはまた改めてご報告させていただきます。
最近はマメに更新するようになってきました。。↓↓↓
最新の情報は
Instagram
( https://www.instagram.com/ryugu_tomita/?hl=ja )
Twitter
ぜひチェック、フォローよろしくお願いします。
およそ2ヵ月ぶりに再開した2020年5仕込み目の製造も、
先週土曜日の10/10に最終蒸留を無事終えることができました。
製造間隔が空いたことで身体がリズムを思い出すまでどこかぎこちなく。
「当たり前のこと」を「当たり前」に繰り返せていた、
これまでの有難さみたいなものを実感しますね。
※ 語彙力が乏しい…(笑)
継続している方が性に合ってる、ということをお伝えしたかった。。
その間2つの台風そして実家近くでは10棟以上に被害の出た大規模な火事と
造りとは全然関係ない身近なところで立て続けにトラブルが発生。。
蔵に直接被害は無かったので一安心ですが、心配事は無いに越したことないですね。
出来上がった新酒は、出来たてのガス感を全体に纏いながら
麹香とミネラル含んだ淡い黒糖の味わいに甕グセの混ざりあった
複雑な印象のお酒となりました。
これから少しづつ新酒特有の粗々しさは落ち着き、
手入れし油分を調整しながら、熟成を経て世に出ていきます。
来年の夏頃ですかね。その頃は一体どんな情勢なんでしょう。
久しぶりに奄美に接近した台風九号。
特に被害も無く、過ぎ去った昨日九月二日は旧暦の送り盆でした。
(奄美のほとんどの地域では旧暦でお盆を迎えます)
来週からおよそ二カ月ぶりに製造を再開します。
製造の間隔が二カ月も空いたのは、この10年で初めて。
コロナの影響を改めて感じますね。
造りを前に今週末から再びの台風予報。。
台風九号の影響で先週末から島の物流を支える船会社は止まり、月初めご注文頂いた焼酎の発送も出来ておらず。。
それよりもなによりも来週からの製造に必要な米麹用のお米が届いていません。。間に合うのか!?
離島ならではの苦労ですが、自然には逆らえませんね。
あるがままでいきましょう
そして、製造再開に向けて蔵見学の受入・内容に関しても再度見直しています。
明日・明後日にはまとめ、改めてご案内致します。
国の緊急事態宣言が解除されましたね。
日頃、当蔵のお酒を取り扱ってくれてる飲食店さんからも営業再開の知らせが
チラホラ届き始めました。
嬉しい。
第2波・第3波の影響も考え飲食店再開に否定的な声もある、との情報もありますが、、
どうなんでしょう
‶夜の繁華街″・‶夜の街″
この表現もどうなんでしょ。
6/5現在、感染者が増加傾向であることは間違いないですね。
造ったお酒、焼酎、作品をより魅力的に。お披露の場であると、飲食店さんをそう表現する酒屋さんや造り手がいますが、僕らも同様です。
これまで飲食店さんが蔵にとって最大の発信の場であったことは間違いありません。
実際、飲食店さんの営業自粛と連動するように蔵のお酒の動きも鈍化し、
地元奄美や全国の飲食店さんに日頃どれだけお世話になっていたのか、発信してくれていたのかを改めて実感する機会になっています。
【 緊急事態宣言解除 】には
これまでの、コロナ以前のような飲食店さん達への‶希望″・‶期待″と
従来通りには戻らないであろう今後への‶不安″が混在しています。
100%の正解が掴めない、正解の基準も日々変わる状況下、それでも自店を守る為、雇用を守る為に営業を再開し、だけど従業員そしてその家族への感染リスクも考慮しないといけない
この狭間で飲食店経営者、そして従業員の皆さんは悩み、頑張っていると、そう思っています。
そんな人たちに対し否定的な感情、持てませんよね。
希望を持って進みましょ。
僕らも6月1日 【造り】を再開しました。
当初の予定では夏までにもう一仕込み、の予定でしたが。
夏以降も景気動向次第で、どうするか、といった感じです。
移動の制限も大々的に解除されることも見越し、見学希望者の対応もそろそろ決めないといけないですね。
以前のようにとはいかずとも、
徐々に、少しずつ身近な処から回していきましょう。
4月ですね。
歓迎会や子供たちの入学式など賑わうこの時期なんですが、
いよいよコロナの影響が奄美でも表面化してきたように感じます。
今期製造『まーらん舟』の特徴なんかを、ツラツラ書きたいとこなのですが、
全国の飲食店さん・酒屋さんはじめお世話になっている方々、
島では観光業・飲食業の方々の苦戦の声に何かできることは無いかと、そちらを優先し、、
蔵で悶々と苦悩する日々です。
とはいえ、蒸留に向け蔵内の醪チャンたちは元気に発酵しております!
徳之島から届いた徳南製糖の黒糖の香りも蔵に充満し、蔵見学には最高のタイミングのはずが..
天気もめちゃめちゃ良くて、
外に出て子供たちとはしゃぎたくなる最高の奄美ロケーションですが、
まずは目の前の造りにしっかり集中し、皆さまの一日のお疲れどきやリフレッシュ時、昨今流行りのオンライン飲み会の場など
『おうち時間』のお供に、美味しい焼酎をお届けできるよう、やっていきます!stayhome!!keep on doing!!造りを止めるな!
引き続き【まーらん舟セット販売】も承っております!
感謝感謝で東京はじめ遠く北海道からもご注文いただきました。ありがっさまです。
【withコロナ】なる言葉も見聞きし、先行き全く見えない現状ですが、悲観的にならず非難ばかりせず、今できること、これからに向けて出来ることを精一杯やっていきましょう!
03/23㈪ 2020-3仕込み目
今年も『まーらん舟』の仕込みが始まりました。
奄美群島・徳之島は南郷さんたち徳南製糖が作った純黒糖も
先週無事、蔵に届きました。
この まーらん舟 については
改めて龍宮との違いなど、別の機会に説明しようと思います
他に無い独特な風味を持つ徳南製糖産の黒糖。
従来の素朴な甘さの中に、
「きな粉」のような香ばしさを感じ、
ミネラル感控えめの優しい味わいです。
今年から全量鹿児島県産米になった麹米と共に、
出来上がりが今から楽しみです。
まずは洗米から。
頑張ります!
今日から12月までの仕込みが始まります。
中古で購入し30年共に過ごした冷水機が修理不能になり新品が来ました。
モロミの冷却・焼酎の冷却濾過に力を発揮します。
冷水機くん、宜しく御願いします。
皆様も善い一日でありますように。
とう・とう・がなし。